オウサマペンギン
オウサマペンギン
学名:Aptenodytes patagonicus 英名: King penguin
南極大陸周辺の島々に生息します。
19世紀までこの種類が最大のペンギンと思われていたため、オウサマペンギンと名づけられました。
(その後、更に大きな種類のペンギンが見つかり、その種類には王様よりも大きい皇帝をあて、コウテイペンギンと名づけられました。)
世界に18種類いるペンギンの中で2番目に大きな種類で、体長は80㎝~90cmほどになります。
首にオレンジ色で勾玉状の模様が鮮やかで、首から胸にかけてオレンジ色のグラデーションが美しいペンギンです。
繁殖期にペアをつくり卵を一つ産みます。卵は両足の上に乗せ、ダブついたお腹の皮(抱卵嚢)を卵に乗せて温めます。
卵は、54日ほどで孵化し、しばらくはそのまま足の上で育てます。
下田海中水族館では、自然繁殖に成功しています。その際は、子育ての様子や雛の愛らしい姿は見逃せません。