フンボルトペンギン

フンボルトペンギン

学名: Spheniscus humboidti 英名: Humboldt penguin

フンボルト海流の影響を受けるチリやペルーの沿岸域に生息します。

生息域であるフンボルト海流が名前の由来です。

成体は、体長60cm70㎝ほどになります。

白と黒のツートンカラーで胸に黒いラインがあるのが特徴です。集団で生活し、ペアを作ります。

繁殖期には、岩のくぼみや土に掘った巣穴に二つ卵を産みます。卵は、42日ほどで孵化します。

水中の生活に特化した鳥のため、飛べませんが泳ぎが得意です。フリッパーを上下に羽ばたかせて泳ぐ様子は、まるで水中を飛んでいるようで気持ちよさそうです。

生息地では個体数の減少が続いており、ワシントン条約で絶滅寸前の種類として保護されています。