『残念な鯛、残念じゃない鯛展』
10月第2月曜日(14日)は鯛の日です。この鯛の日にちなみ水族館で飼育している様々な鯛にスポットを当てた特別展示を開催中です。
日本は、もともと周りを海に囲まれていることもあり、昔から魚になじみがあります。その中でも、大きく形の整ったマダイは「おめでたい」時などに食べるなど、日本人にとって特別な魚です。
その思いは、他の魚の名前にも影響しました。マダイに「あやかりたい」ということで、非常に多くの魚に「○○ダイ」と言う名前が付けられています。実に、日本にいる魚の約4200種のうち、300種類以上の魚に「鯛」という名が付けられていますが、分類学的に見ると鯛の仲間(タイ科の魚)は、わずか13種しかいません。展示中の様々な鯛という名の魚を探していただきながら、名前が鯛なのに思わず残念!と思ってしまう魚や、本家真鯛をある意味超えた?残念じゃない鯛につて、面白おかしい雑学いっぱいの楽しい展示となっています。
また、マダイにもスポットを当て、マダイの9つ道具(骨を道具や縁起物にたとえたもの。例:鯛中鯛など)についても紹介しています。
期間:2019年10月5日(土)~31日(木)
場所:アクアドームペリー号内
展示内容:解説パネル、マダイ展示水槽、マダイの骨格展示