フンボルトペンギン 孵化しました! 

「フンボルトペンギンの孵化」

下田海中水族館では、224日に産卵したフンボルトペンギンの卵が330日に無事孵化をしまし た。

フンボルトペンギンは、繁殖期に入ると巣作りを開始し、準備が出来ると2個卵を産みます。

1つ目の卵を産卵すると23日後に2つ目の卵を産卵し、その後は、ペアで交代しながら卵を温め、 38日~43日後に孵化をします。

今回の卵のメス親は現在24歳と高齢です(ペンギンの寿命は野生化で長く生きるもので20年程と言わ れています)が今回元気に卵を産んでおり、1つ目の卵は無精卵でしたが、2つ目の卵が有精卵で孵化 しました。

現在、親ペンギンのお腹の下で大切に暖められ、元気いっぱい鳴いている姿も確認できていま す。

ヒナの生存率は低いため、まだ油断できず、頻繁に姿はお見せできない状態ですが、SNSなどでヒナ の様子は紹介いたします。

小さくて可愛らしい雛の様子を皆さんにも直接紹介できるように、日々見 守っていきたいです

【フンボルトペンギンについて】

南米大陸のチリやペルーの海岸線に生息、成長の体長は約70cm、体重は約4kg

背中側が黒っぽく、お腹側は白く黒いゴマのような模様があり、胸に黒の1本の帯があるのが特徴。

ヒナの羽は、最初はふわふわとした短い綿羽で覆われていて、数週間経つと短い綿羽が生え変わり、 背中側が茶色、お腹側が白色の厚い綿羽(水に入っても可能な羽)になる。

その後の換羽(1年に1度全身の羽が生え変わるもの)で成長と同じ羽の模様になる。 飼育舎に入っての撮影は現在ご遠慮いただいております。

こちらで準備した写真の提供もさせて頂 きます。