SDGsへの取り組み 2024年7.8.9月 活動報告

~はじめに~

下田海中水族館では、SDGsの達成に寄与できるよう、「海の豊かさを守ろう」と「質の 高い教育をみんなに」に焦点を当て、活動を行っております。

ぜひ皆さまにも見守っていただければ幸いです。

~ピックアップ~

当館で初の試み!お客様参加型の「廃漁網のリサイクル」イベントを実施しました。

キンメダイ 漁でこれまで産業廃棄物として処分されていたテグス(糸)を資源の循環に役立てる事ができ、 再資源化するリファインメンバースと三井物産ケミカルやAWARE(日本)は「廃漁網の回収と リサイクルプロジェクト」を2020年より推進されており、当館も地元企業として活動に賛同する とともに水族館という特性を活かした協力をしたいと考え、合同イベントを当館駐車場で開催し 来館されたお客様にもご参加いただきました。

廃漁網リサイクル体験の様子

廃漁網リサイクル体験の様子

~清掃活動・イベント~

継続的な清掃活動として月1回、海岸のゴミの回収に取り組んでいます。

海洋ゴミを減らしていくためにも、私たち一人ひとりが普段から心がけることにより、適切にゴミの処理をしていきたいですね。

 

日にち 活動 燃えるゴミ 燃えないゴミ
2024.7.27 海岸清掃 0.43kg 0.38kg
2024.9.25 海岸清掃 2.47kg 0.95kg
海岸のゴミの回収

海岸のゴミの回収

~フィールド調査状況~ 

海岸に打ちあがった生物(ストランディング個体)の対応・ウミガメの産卵調査、サンゴの長期的な調査などを実施しています。

イルカやクジラなどの大型海生哺乳類のストランディングから得られるデータの蓄積はとても重要で、生態解明などに役立てます。

日にち 活動 種類 場所

2024.7.15

ストランディング対応

ハナゴンドウ

河津町 今井浜海岸

2024.9.12

ストランディング対応

アオウミガメ

河津町 今井浜海岸

~HP~

SDGsへの貢献として、水族館の役割と当館の取り組みなどを更新しています。

皆さまのSDGsに繋がる行動として何かを考えるきっかけにもなればうれしく思います。

★更新履歴

8月「SDGsへの取り組み20244.5.6月活動報告」

8月 廃漁網リサイクルプロジェクト

9月 磯観察会実施

~教育~

職場体験など学生の受け入れや出張講義、リモート講義を実施しています。

海洋生物や生息環境についての知識、学ぶことの意義、働くことの意義を理解し未来に繋げます。

7月 出張講義3件、バックヤードツアー1件、

8月 出張講義11件、バックヤードツアー7件、移動水族館2件、職場体験性受け入れ4

9 出張講義3件、バックヤードツアー5件、移動水族館1

~おわりに~

当館ではこのように様々な取り組みをしています。ぜひ、皆さまも一緒に出来ることから取り組んでいきましょう!

一人ひとりの小さな取り組みが、持続可能な世界にしていくための大きな前進に繋がるのではないでしょうか。