SDGsへの取り組み 2024年1.2.3月 活動報告

~はじめに~

下田海中水族館では、SDGsの達成に寄与できるよう、「海の豊かさを守ろう」と「質の高い教育をみんなに」に焦点を当て、活動を行っております。

3ヵ月の活動報告を行います。ぜひ皆さまにも見守っていただければ幸いです。

~ピックアップ~

「ケガする水族館」と題し、地元の子どもたちに海の生き物をより身近に感じていただける体験イベントを実施しました。

「ケガする水族館」と言っても、ケガを実際にしてみようではなく、ケガしてしまうほど近く、また、正しい知識が無いとケガをしてしまう事もあるので、正しい知識を学んだうえで生き物の能力を体験していただきました。

普段できないバンドウイルカの歯に実際に触ったり、サメにエサを与え食いつく感触を感じるなど楽しく体験していただけました。

~清掃活動・イベント~

継続的な清掃活動として海洋ゴミの回収に取り組んでいます。

海洋環境を改善していくためにも、私たち一人ひとりが普段から心がけることにより、適切にゴミの処理をしていきたいですね。

 

ケガする水族館の様子

ケガする水族館の様子

集められたゴミ

日にち 活動 燃えるゴミ 燃えないゴミ
2024.1.25 海岸清掃1 1.41kg 0.21kg
2024.2.20 海岸清掃 2.49kg 0.66kg
2024.3.21 海岸清掃 1.46kg 0.76kg

~フィールド調査状況~ 

海岸に打ちあがった生物(ストランディング個体)の対応・調査やウミガメの産卵調査、サンゴの長期的な調査などを実施しています。

イルカやクジラなどの大型海生哺乳類は詳しい生態が分かっていない種類もいます。このようなデータの蓄積が重要であり生態解明など未来に役立てます。

日にち 活動 種類 場所

2024.1.14

ストランディング対応

スジイルカ

南伊豆町 大瀬

~HP~

SDGsへの貢献として、水族館の役割と当館の取り組みなどを更新しています。

皆さまのSDGsに繋がる行動として何かを考えるきっかけにもなればうれしく思います。

★更新履歴

1月「SDGsへの取り組み202310.11.12月活動報告」

2月 湾内の変化

~教育~

職場体験など学生の受け入れや出張講義、リモート講義を実施しています。

海洋生物や生息環境についての知識、学ぶことの意義、働くことの意義を理解し未来に繋げます。

1月 出張講義1件、移動水族館2件、バックヤードツアー2件、団体実習受け入れ1

2月 出張講義1

3月 バックヤードツアー2

~おわりに~

当館ではこのように様々な取り組みをしています。ぜひ、皆さまも一緒に出来ることから取り組んでいきましょう!

一人ひとりの小さな取り組みが、持続可能な世界にしていくための大きな前進に繋がるのではないでしょうか。