“20年で変化した藻場~多年生から1年生へ~”

当館の入江では、毎年さまざまな海藻が繁茂します。
海藻には数年生きる多年生と、1年で枯れる1年生があり、かつては両者が共存して多年生の藻場が広がっていました。
しかし現在、当館の入江では多年生の藻場は見られず、1年生の海藻が主になっています。
- カジメ・アラメ場
- ガラモ場
- アマモ場
※数字はマップの場所を示します。
現在は②のガラモ場が形成されています。また冬から春にかけては寒天の原料となる海藻や、みそ汁の具として馴染み深いワカメなどが見られます。

海藻の種類が減少していることが必ずしも「悪いこと」だとは限りません。
環境の変化に応じて新たな生態系が形成されつつある兆候と考えることもできます。
当館では引き続き入江の海藻や生物の観察・記録を行い、どのような変化が起きるか来館者の皆さまとともに見守っていきます。