【フンボルトペンギンについて】
南米大陸のチリやペルーの海岸線に生息、成長の体長は約70cm、体重は約4kg。
背中側が黒っぽく、お腹側は白く黒いゴマのような模様があり、胸に黒の1本の帯があるのが特徴。
ヒナの羽は、最初はふわふわとした短い綿羽で覆われていて、数週間経つと短い綿羽が生え変わり、背中側が茶色、お腹側が白色の厚い綿羽(水に入っても可能な羽)になる。
その後の換羽(1年に1度全身の羽が生え変わるもの)で成長と同じ羽の模様になる。
※飼育舎に入っての撮影は現在ご遠慮いただいております。こちらで準備した写真の提供をさせて頂きます。
フンボルトペンギンの孵化(12月15日・17日それぞれ1羽孵化)
下田海中水族館では、11月に産卵したフンボルトペンギンの卵の孵化が始まりました。
フンボルトペンギンは、繁殖期に入ると巣作りを開始し、準備が出来ると2個卵を産みます。1つ目の卵を産卵すると2~3日後に2つ目の卵を産卵し、その後は、ペアで交代しながら卵を温め、38日~43日後に孵化をします。
12月15日に孵化した卵は11月5日に産卵したものです。まだ目も開いておらず親ペンギンのお腹の下で暖められていますが、元気いっぱい鳴いている姿も確認できています。
(12月17日に孵化した卵は、11月8日に産卵されたものです。)
まだ姿はお見せできませんが、様子を見ながら1日2回ペンギンショー「ペタペタマーチ」でご紹介する予定です。小さくてかわいらしいヒナの様子を皆さんにも紹介できるように、日々見守っていきたいです。