タカベ ≫

生物:種名 タカベ (スズキ目タカベ科)

学名 Labracoglossa argentiventris

体長:標準体長2030㎝ (今回搬入個体は、12cm程度)

生息:本州中部~九州太平洋沿岸。

夏の伊豆の海を代表する「タカベ」が人気です

ペリー号大水槽で展示中!

<「タカベ」は夏を代表する魚>

俳句の世界では、夏を代表する季語となっていることからわかるように、「タカベ」は夏の魚です。また伊豆諸島が国内屈指の産地という事もあり、下田でも夏の食卓ではおなじみの魚と言えます。産卵を控えた8月は塩焼きが絶品として知られていて、「タカベ」ほど美味しい塩焼きの魚はいないとも言われるほどです。魚屋やスーパーの鮮魚コーナーに並ぶと、夏が来たなと感じる方も多いのではないでしょうか。

<アクアドームペリー号に「タカベ」を300尾搬入>

伊豆の海の再現を謳うアクアドームペリー号内の大水槽には、伊豆近海で見られる魚類6,500尾を展示しています。

近年、夏が近づくと「タカベ」の展示を行っていましたが、大量に入手することが難しく、大水槽の主役級にはなれないでいました。

今回、300匹ほどを搬入できました。青色の背部、背中中心から尾にかけて黄色く美しい「タカベ」たちが泳ぎ回る姿は人気を得ており、今年は主役級の魚とっています。