ダンゴウオ

ノコギリザメ目 ノコギリザメ科 和名:ノコギリザメ 学名:Pristiophorus japonicus

ノコギリザメの展示

今回、展示を始めたノコギリザメは、2019年2月4日、川奈の定置網から搬入された体長約1mの個体です。

成長すると1.5メートル程度で、生息域は、北海道から沖縄にかけての沿岸部の水深10~800m付近の海底に生息、学名に「japonicas」とあるように、日本近海で多く見られる胎生のサメです。

名前のとおり、大きな鋸(ノコギリ)状に長く伸びた吻(フン)があるのが特徴です。この鋸状の吻には、サメ類がもつ器官(ロレンチーニ器官)があり、微弱電波を発生することで餌を捕まえると一般的に言われていますが、詳しいことは分かっていません。

長期飼育が難しく生態についても分からないことの多いサメで、展示している水族館は多くありません。

ぜひ、この機会に「ノコギリザメ」をご覧ください。

シーパレス深海水槽にて展示。

※展示生物は予告無く変更することがあります。