「ごみゼロの日」に砂浜の清掃イベントを初開催しました!

2019年より、下田海中水族館では周辺の海岸の清掃活動を毎月1回、従業員で行ってきましたが、2021年5月30日(日)に、下田海中水族館としては初めてとなる一般の方の参加を募った清掃イベントを、下田市内の砂浜開催、実施しました。

当日は、地元や県内の方を中心に計150名ほどの参加を頂き、それぞれの思いの中、汗を流しながら回収場所と砂浜を、幾度も往復する参加者の姿が印象的でした。

1991年から始めたウミガメの調査活動の結果、下田市の砂浜には、ほぼ毎年アカウミガメが産卵のために上陸することが判っています。

今年も間もなく始まるアカウミガメの産卵を前に、行った清掃イベントで集められたごみの総重量は、なんと320kgにもなりました。いわゆるプラスチックごみの占める割合はそれほど多くなく、大半は枝や木片でした。そのようなごみであっても、産卵や孵化した仔ガメが海に向かう際の障害となる事があるため、砂浜から撤去できたことは良かったと考えます。

下田海中水族館では、ウミガメの調査・保護活動と共に、来年以降もこの砂浜清掃イベントを5月30日の「ごみゼロの日」におこなって行く考えです。