磯観察会実施!!
磯では様々な生物を見ることができます。当館魚類担当スタッフは定期的に磯場に足を運びどんな生物が生息しているのか観察をしたり、展示する個体を採取したりしています。
今回はペンギン担当スタッフと一緒に水族館すぐそばにある磯で磯観察を実施しました。
まず磯観察で重要なのは事前調べと準備(潮位・天気・服装など)です。
・潮が引く大潮周りで潮が引く時間帯に実施します。潮が引くことによって生物が観察しやすくなります。
・潮が昼間に引きやすい時期が春から夏です。この時期は、雷や台風によるうねり、快晴時の熱中症などの注意が必要です。磯観察をする前に天候を調べておくと良いでしょう。
・磯場は危険が多くあります。岩の上は滑りやすく、表面にはカキやガヤなどの危険な生物が生息しているからです。そのため帽子・手袋・マリンブーツ・肌の露出が少ない格好が良いです。そして暑さ対策をしつつ、事故が起こらないようにするのが重要です。
さて、実際に磯に行くとたくさんの生物を見ることができます。
磯には潮だまりと呼ばれる水たまりがあります。
そこには生物が取り残されていることがあるので、観察しやすいです。また岩の下にも多くの生物が生息をしているため、観察をしました。(岩は元あった場所に同じように戻しましょう)
今回はたくさんの生物を観察・捕まえることができました。捕まえた生物は海にリリースして、潮が満ちてきたのを確認して忘れ物が無いように帰りましょう。
(魚類担当スタッフ)