水族館における職場体験

水族館における職場体験

職場体験は、小学生から高校生までの生徒が「地域のいろいろな職場で仕事を体験することで、直接働く人と接し、現場の雰囲気に触れ、働くことについて考える」大切な教育活動の一つです。

下田海中水族館でも飼育員の職場体験受け入れを行っており、次世代育成の一助となれればと考えています。

当館では、調餌(餌作り)や給餌(餌やり)、掃除などその時々で内容は変わりますが、いろいろなことを体験していただきます。普段は、「遊びに行くところ」「遠足などで海の生き物を学びにいくところ」などのイメージがあると思いますが、お客様を迎えるための準備や動物が健康であるために注意していることなど、お客様目線からはなかなか気づけない視点での水族館に触れることができます。仕事の楽しさと共に、仕事の大変さやたくさんの人が係わっていること、地元との繋がりなど、多くの学びがあります。

ちなみに、水族館の視点としては、社会貢献の面だけではなく、職場体験に参加した生徒が水族館を深く知っていただく機会となり、スタッフは改めて水族館について考えるきっかけにもなり、お互いに非常に有意義なものです。今後も積極的に職場体験の受け入れに取り組んでいきたいと思います。