ダンゴウオの展示 ~中秋の名月に可愛いお団子鑑賞~
ダンゴウオの展示
東海大学海洋科学博物館と下田海中水族館との合同展示
昨年、当館で採集したダンゴウオが水槽内で産卵し、たくさんの赤ちゃんが生まれました。その赤ちゃんを東海大学海洋博物館へと分け、両館での同時展示を開催することになりました。
両館はこれまでも、生物交換や情報共有などにより協力関係を築いており、今回はダンゴウオの赤ちゃんの生残率を上げるために、2館に分散しての飼育を行いました。是非、可愛いダンゴウオたちを見に来てください。
ダンゴウオ(ダンゴウオ科) Lethotremus awae
太平洋側では相模湾以北に生息し、伊豆では年末から春先にかけて浅い海で見られます。大きさは1~3cmほどでお腹にはヒレが変化した吸盤があり様々な場所にくっつきます。
フジツボの殻などに産卵し、オスが孵化までのおよそ1ヶ月に渡り卵を守ります。
展示場所:海の生物館シーパレス
展示期間:2018年9月21日(金)~