SDGsへの取り組み 2026年7月〜9月 活動報告

~はじめに~

下田海中水族館では、SDGsの達成に寄与できるよう、「海の豊かさを守ろう」と「質の高い教育をみんなに」に焦点を当て、活動を行っております。

~ピックアップ~

「君の名は?」

今年の3月にタコの仲間を搬入したのですが…..

名前がわからないのです。

水族館では、お客さまに生き物を見て楽しんでいただくだけでなく、生き物の名前を調べて生活史や行動生態を解明することも大切な仕事の一つです。

しかし、タコの分類は現在、遺伝情報がないと正確な〇〇ダコの仲間を判断するのが非常に難しい状況にあります。そこで8月にタコの研究者の方にお越しいただき確認してもらったところ、「ミズダコの仲間」であることは判明しましたが、種までは特定できませんでした。現在日本では、遺伝的にも形態的にもミズダコとは異なる“新しい種”のミズダコの仲間が研究されています。そしてなんと、今回搬入したタコはその特徴と一致するとのこと!

生き物の種類を解明しなければ、その種は「存在しない」ことになってしまい、生態系の解明にもつながりません。

水族館では、こうした終わりなき生き物たちの謎の解明に、日々取り組んでいます。

今年の3月に搬入されたタコの仲間

ミズダコ?

~教育~

職場体験など学生の受け入れや出張講義、リモート講義、貸切バックヤードツアーを実施しています。

海洋生物や生息環境についての知識、学ぶことの意義、働くことの意義を理解し未来に繋げます。

7月 移動水族館4件、出張講義3件、貸切バックヤードツアー4件、

8月 移動水族館1件、出張講義7件、貸切バックヤードツアー0件

9月 移動水族館0件、出張講義4件、貸切バックヤードツアー3件

~清掃活動~

引き続き毎月1回の海岸のゴミの回収に取り組んでいます。

海洋ゴミを減らしていくためにも、私たち一人ひとりが適切なゴミの処理を心がけたいですね。

日にち

活動

燃えるゴミ

燃えないゴミ

7月15日

海岸清掃

1.72kg

0.2kg

8月11日

海岸清掃

0.2kg

0.23kg

9月23日

海岸清掃

2.76kg

0.42kg

~フィールド調査状況~

海岸に打ちあがった生物(ストランディング個体)の対応やウミガメの産卵調査、サンゴの長期的な調査などを実施しています。

イルカやクジラなどの大型海生哺乳類のストランディングにも積極的に対応しています

日にち

活動

種類

場所

8月6日

ストランディング対応

アオウミガメ

今井浜

8月16日

ストランディング対応

アオウミガメ

白浜海岸

8月18日

ストランディング対応

アオウミガメ

田牛

~HP~

SDGsへの貢献として、水族館の役割と当館の取り組みなどを更新しています。

私たちの活動が何かを考えるきっかけになればうれしく思います。

★更新履歴

・夏を感じる湾内の生き物

・SDGsへの取り組み 2026年4月~6月 活動報告

~おわりに~

当館ではこのように様々な取り組みをしています。ぜひ、皆さまも出来ることから取り組んで見てはいかがでしょうか。