カワウソのマメタ&ワサビ

5月の最終水曜日は世界かわうその日!

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“世界かわうその日”とは、乱獲や密輸により絶滅の危機にさらされているカワウソの仲間13種の

保存を目指して活動する慈善団体「The International Otter Survival Fund(国際カワウソ生存基金、所在国:英国)」が、野生動物の現状について啓発するために、毎年5月の最終水曜日を「世界カワウソの日(World Otter Day)」に制定しています。

日本では、ニホンカワウソが生息していましたが、残念ながら1979年高知県で目撃されたのが最後となり、2012年環境省が絶滅種に指定しています。

現在、国内の動物園・水族館でカワウソの展示を行っている園館があり、野生化におけるカワウソ達の取り巻く環境を紹介するイベントが増えてきています。

下田海中水族館でも、昨年より2頭のコツメカワウソを展示しており、可愛い仕草で大人気です。

今回、「かわうその日」ちなみに、25日~29日の5日間はコツメカワウソ展示舎「コツメカワウソふれあいの森」にてミニイベントを開催いたします。

カワウソ達の魅力や可愛さに加え、生態や生息環境の保全、密輸などの取り巻く問題など、様々な角度からカワウソをより深く知っていただけるお話をしながら種の保全の重要性を、飼育員がお話いたします。